部下を育てる関わり① 期待する

おはようございます。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
人と組織をやる気にして成果を出すを支援するファシリテーターの俵です。
今日は部下を育成していくときに大切にしている事、人をやる気にしていくときに大切にしている事について書いていきたいと思います。
私がマネジャー層に提供しているマネジメントサポートプログラム(Teaching・Coaching・Advising)の中でよく話題になるのが、部下の育成に関するテーマです。
私は管理職向けの研修を2日間くらいでやらせていただくことも多いのですが、その中で部下とのかかわりについて3つのステップで関わってほしいという事をお伝えして、それを実際にロールプレイをしてもらうという事をやっています。
そのお伝えしている事について書いていきます。
まず1つ目のステップは、「期待する」です。
重要なのは本気で期待をするという事です。
これが実は日本人がなかなか不得意の分野でもあるので、とても伝わりづらく難しいと感じています。
具体的にどうやっていくのかという事について書いていきたいと思います。
期待を伝える時に大切なのは、どんな期待をしているのかという事とその理由について明確に伝える必要があります。例えばこういうことが出来るようになってもらいたいという期待を伝える時に本人にとってそれがどう将来の自分に繋がっていくのか、もう少し言うと自分の人生がどう豊かになっていくのかという事がしっかりとイメージが出来るように表現できていることが大切なのです。
マネジメントサポートプログラムでもマネジャーにお伝えするのですが、会社のために
頑張れる人は、経営者以外はなかなかいないのではないかと思います。
これは私の思い込みかもしれませんが、多くの場合は自分、もしくは自分が関係する周りの役に立てるかもしれないという事で頑張れるのではないでしょうか。
自己肯定感が上がるようなときに人は困難なことに立ち向かっていくのではないでしょうか。
期待に話を戻しますが、皆さんは自分の部下にどんな期待を伝えたいと思いますか?
それは彼らにとってワクワクするようなものでしょうか?チャレンジしていきたいと思えるようなものでしょうか?そういう視点をもって考えていく事が大切です。通常の研修の中でこれをちゃんとやろうと思うと期待だけで2時間くらいかかります。(笑)
この期待が上司自身が楽になるために、もしくは自分の仕事を押し付けるような意図が見えるような期待だと当然ですが機能しません。
部下との育成に関するかかわりの最初のステップは「期待する」です。
これも3回シリーズでお送りしようと思います。
次回は「責任を持たせる」です。
今日も1日 自分らしくいきいきと笑顔で過ごしていきましょう。