誰に何をどうやって 2-②何を

おはようございます。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
人と組織をやる気にして成果を出すを支援するファシリテーターの俵です。
今日は前回のブログで経営者に向けて何を提供していきたいかという事について
書きましたので、何をの2日目という事で役員や部門長に対して提供しているサービスに
ついて書いていきたいと思います。
役員と部門長に提供したいサービスは「エグゼクティブチームビルディング」です 。
ちょっと聞きなれない言葉かもしれませんが、役員や部門長を一つの経営チームとする
為の取り組みです。もともとはシステムコーチングというアメリカで生まれた関係性を取り
扱うコーチングをベースに設計されたプログラムです。今世の中では多くの組織で言われ
てきている心理的安全性を高めることも含めて経営チームとして成果を出していくための
関係性を構築していくというものです。このプログラムの特徴として面白いのは、プログラ
ムをリードするコーチが2人で関わるというところです。通常コーチングというと1対1で
行うわけですが、このシステムコーチングはコーチ2人とチームとの間で行われていきま
す。これはそこにある場の状態をコーチが言語化することを通じて自分たちの関係性を
意識化していくというものです。一人がツールを使って関わり、もう1人はその場がどう
いう状態かという事を言語化していくという役割を交代で担っていくわけです。
もちろんそこで何が語られるかわからないので、その語られたことをしっかりとその場に
返していくという事を繰り返していくうちに自分たちが進むべき道が見えてくるという
プログラムです。事前に各対象者とインタビューを行い、プログラムを設計します。その後
導入セッションを行い、その後月に1回2時間程度ののセッションを6か月間ほど続けて
いくというプログラムです。
本音で語るためのベースづくりとなるものです。
試してみたいという役員の方々がいると嬉しいのですが、このプログラムをやる場合は
ほとんどが社長からのトップダウンで始まるので最初はやらされ感の中で重苦しい雰囲
気が流れていきます。しかしセッションが進んでいくうちのその時間の意味を分かって
くださる方が多くなっていきます。そうなってくるとセッションの有効性も高くなっていくわけ
です。簡単に心理的安全性を作ると言いますが、組織おなかでこれを作ることはそれほど
簡単なものではありません。それぞれの人達が乗り越えなければいけない自分の中に
ある壁を越えていく必要があります。それを一人で越えていくのではなくチームで取り
組んでいくという事が特徴だと思っています。
今日のブログはこれで終わりです。実は昨日ある方との会食でとても有意義だったことが
あったのでこの誰に何をどうやってのシリーズが終わったところで書きたいと思います。
では今日もひとりひとりがいきいきと自分らしく笑顔で過ごしていきましょう。