責任感

おはようございます。
人と組織をやる気にして成果を出すを支援するファシリテーターの俵です。
今日は昨日実施したある企業の幹部とのマネジメントサポートプログラムの中で起きた
責任感とはということについて書きたいと思います。
今回の対象者は、ある部門の責任者をやっている方です。とにかく責任のある仕事を
任されているということで、何とか自分の力でやり切らなければいけないと考えているの
で、日々自分の力で何とかしたいという気持ちでやっていました。とても責任感の強い
管理職であると言えます。しかし、管理職にとっての責任感とはどんなことなのでしょう
か?とお聞きしたところ、自分が与えられた仕事をしっかりと期待通りに自分の力を発揮
するということだと思うと答えてくれました。これが間違っているわけではありませんが、
マネジメントサポートプログラムにはTEACHINGとCOACHINGとADVISINGの3つの領域で
サポートするとしているので、ここではADVISINGのところで少し関わってみようと思いまし
た。そもそもなぜ管理職を作っているのでしょうか?ということについて、私の考え方に
ついてお伝えしました。それは、多くの人々がの行動を通して多くの成果を出してもらい
たいという会社の意図によって管理職というポジションが設けられているのだと。
よっていかに多くのの人を巻き込んで高い目標を達成するかが期待されていると思うと。
目標を達成するためであれば、社長をはじめとするこの会社に属する人はすべてツール
として使っていくことがとても重要だと思いますと。この面談が終わったらすぐに俵からこう
いうことを言ってみるようにアドバイスを受けたのですがと言って部長に協力してもらう事
を要請してください。とお伝えしました。
そんなのすぐに相談すればいいじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、実は多くの
組織の管理職の方は、上司からそんなことも自分一人で解決できないのかと思われる事
に対する恐れがあるのです。そんな恐れと向き合って一歩足を前に出すためのサポート
をしたいと思ったのが、このプログラムを作ったおおきなきっかけでもありました。
ほんの少しの勇気と後押しがあれば、まだまだたくさんできることがあると気付くことに
とても大きな意味があると思います。
今年は新年早々マネジメントサポートプログラムの新しい案件が決まるという事もありま
すし、少しでも多くの企業にこのプログラムを紹介できるために何ができるかという事を
考えていきたいと思います。